検討の価値あり!女性専用物件とは
安心・安全を重視した女性専用物件の設備
女性専用物件の大きな魅力は、女性が思う不安点や不便に感じる点が解消されるように、あらかじめ具体的な設備などに工夫を加えているところです。
【セキュリティー設備が充実】
一人暮らしの女性は、「もしも部屋に侵入者が入ってきたら…」「知らない人に追いかけられたら…」と、万が一の危険を考えて不安を感じるものですよね。
その点で、女性専用物件の設備は、物件ごとに違いはありますが、一般的には「オートロック」、「防犯カメラ」、「管理人の駐在」などの防犯面を重視していることが多いでしょう。来訪者が識別できる「テレビモニター付きインターホン」が設置されていることも多いです。さらに窓からの侵入対策として、「防犯窓」や「補助錠」の設置もあります。また死角になりそうな箇所には、「人感センサー付き照明」や歩くと音が出る「玉砂利」を敷くといった工夫も見られます。
【女性のニーズに応えた設備】
おしゃれが好きな女性は、洋服やバッグ、靴、化粧品もたくさん持っているもの。それ故、それらをしまう場所が必要です。女性専用物件では、クローゼットのほか、備え付けの収納を大小確保していることが多いので、物は多いけどスッキリ暮らしたい女性には、うれしいポイントです。
また、女性専用物件の多くは「バス」「トイレ」が独立。ユニットバスよりも個々に独立している方が、ゆったりした気持ちで使えるのでうれしいですね。
さらに、「洗濯物を外に干したくない」という人も多いですよね。女性専用物件なら、浴室暖房乾燥機が付いていることが多く、下着類を外に干さずに済む上、夜中でも留守のときでも干しておける便利さがあります。
より安心して暮らすための要チェックポイント
女性しか住んでいないとはいえ、「どんな住人がいるか」は知っておきたいところです。「夜間に人の出入りがある部屋がある」「頻繁に物音がする」あるいは「全く音もなく人の気配がしない」など、いろいろ気になることがあるかもしれません。それも、どんな人が住んでいるのか分かっていれば、安心感につながります。自分で知ることができなければ、不動産会社の担当者に尋ねてみてもいいでしょう。事情を説明すれば、個人情報に踏み込まない範囲でおしえてくれる部分もあるでしょう。
建物以外にも目を向けましょう。周辺環境も事前にリサーチしておくことが大事です。仕事を持っている女性の多くは、帰宅は暗くなってからの時間帯でしょう。夜でも安心して歩けるように、「最寄り駅から物件までの道のりは長すぎず、暗がりなどはないか」「街灯などがあり明るいか」「人通りは少なすぎないか」など、夜間の周辺チェックをおすすめします。
住まいのセキュリティー設備が十分な物件を見つけたならば、実際の暮らしの中で施錠を徹底するなど、普段からの心がけで一層防犯効果は高まるはずです。
その他の注意点
充実した設備や細やかな配慮が魅力の女性専用物件は、内容が充実するほどにコストがかかっています。その費用は、少なからず家賃や管理費に転嫁されていますから、高めの設定になっていることも多いです。しかし、例え家賃が安くても、名前ばかりの女性専用物件もなくはないので、きちんと物件情報を確認しましょう。
また、女性だけが住んでいると、逆にターゲットにされるリスクも否定できません。物件ごとにセキュリティーの内容と充実度が異なるので、自分の不安をどこまでカバーしてくれるかを、事前にしっかりチェックしましょう。
そもそも「建物内に男性の出入りは厳禁」と定めている女性専用物件もあります。その場合は、恋人や仲の良い男友達も招けません。さらには、親や兄弟でさえも出入りができない物件もあります。住んでから不都合な点に気づいても遅いので、必ず契約前に居住ルールを確認しておきましょう。
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